福岡にも世界遺産が誕生

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福岡の世界遺産

 

 

福岡県にも世界遺産(世界文化遺産)が誕生しました。

 

 

2015年7月5日にドイツのボンで実施された世界遺産登録委員会での正式決議を経て、世界文化遺産に登録されました。

 

 

また、名称について、「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」でしたが、
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」に変更して登録するようにとの勧告があり、最終的にその名称になりました。

 

 

今回は、8県23施設に及ぶ同分野の歴史遺産を一括推薦することになりました。

 

 

8県は、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、山口、岩手、静岡です。

 

 

 

23施設は、以下の通りです。

 

橋野鉄鋼山・高炉跡(岩手県釜石市)

 

韮山反射炉(静岡県伊豆の国市)

 

萩反射炉(山口県萩市)

 

恵美須ヶ鼻造船所跡(同上)

 

大板山たたら製鉄遺跡(同上)

 

萩城下町(同上)

 

松下村塾(同上)

 

官営八幡製鉄所(福岡県北九州市)

 

遠賀川水源地ポンプ室(福岡県中間市)

 

三重津海軍所跡(佐賀県佐賀市)

 

三池炭鉱、三池港(福岡県大牟田市)
三池炭鉱、万田坑(熊本県荒尾市)

 

三角西港(熊本県宇城市)

 

小菅修船場跡(長崎県長崎市)

 

三菱長崎造船所第三船渠(同上)

 

三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバークレーン(同上)

 

三菱長崎造船所旧木型場(同上)

 

三菱長崎造船所占勝閣(同上)

 

旧グラバー住宅(同上)

 

高島炭鉱(同上)

 

端島炭鉱【通称 軍艦島】(同上)

 

旧集成館(鹿児島県鹿児島市)

 

寺山炭窯跡(同上)

 

関吉の疎水溝(同上)

 

 

 

 

このような同種遺産の一括推薦は、シリアルノミネーションと呼ばれる手法で、近年の審査傾向を踏まえたものだそうです。

 

 

世界遺産は、当初1,000件程度と考えられていたのですが、去年(2014年)の審査終了時点で、すでに1,007件にも及んでいます。(内、文化遺産は779件)

 

 

このような状況から、一括推薦にするほうが、ユネスコが受け入れやすいとの判断が働いたようです。

 

実際、これが効を奏して、今回の登録に至ったものと思われます。

 

 

世界遺産の登録は喜ばしいことです。

 

現に、去年(2014年)に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」では、訪問者数が3倍以上に増えたと言う話も聞きました。

 

 

 

ただし、世界遺産委員会の審査国(21カ国)でもある韓国は、登録に反対をしていました。

 

理由は、遺産の中に、植民地時代に強制徴用された朝鮮人労働者が働かされた施設が含まれているからだということです。

 

 

 

それにしても、このように世界遺産が増えるとありがたみも薄れてしまうように思います。

 

また、今まで以上に維持・管理が大変になることでしょう。

 

世界遺産を地域活性化につなげられるかは、登録されてからが大切です。

 

しかも今回は、一括推薦の形を取ったので、「世界遺産の〜です」ではなくて、「世界遺産の明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業の一部である〜です」と言わなければなりません。

 

まあ、「世界遺産の〜です」でも、押し通してしまえば、許してもらえると思いますが。

 

 

私は、福岡にも世界遺産が存在することだけで、十分嬉しいです。

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